5月 会長コラム

新人の皆さんが入職し、1か月が過ぎます。
新人の皆さん、職場の雰囲気に慣れてきましたか。毎日頑張って患者・利用者の皆様のところに挨拶に行っていますか。
対象の患者・利用者の皆様、そして同僚・先輩・職場の皆さんに聞こえるように元気な声であいさつをしていますか。コミュニケーションはここから始まります。
昨日大変な一日があっても、勤務の初めに挨拶することで新しい一日が始まります。
固定チームナーシングの受け持ちナース・日々の受け持ちナースの業務は挨拶から始まります。この挨拶をするときに対象のいろいろな情報をキャッチできるようになれるといいですね。

固定チームナーシング振り返り

書籍:固定チームナーシング ―責任と継続性のある看護のためにー 第4版 第1刷2019・11・15 医学書院から振り返ります

-4 固定チームナーシングで進めている新人ペア受け持ち方式

ポイント1

  • 入職して間もない時期から先輩ナースとペア受け持ちで事例経験録を用いて事例を通して看護を学ぶ。
    新人が学んだ、基本的な看護技術の習得状況をチームで共有する・・・チームで育てる

ポイント2

  • 患者・利用者の24時間の生活と夜の職場を理解する。早期に夜勤シャドウ体験を進めていく。夜勤シャドウにもペア受け持ちで進める。

ポイント3

  • 患者・利用者家族、多職種とのコミュニケーション機会をペア受け持ち指導ナースと一緒に行う。

☆ペア受け持ちで先輩ナースと一緒に患者・家族とよい関係を築くこと、患者・家族との信頼関係の大切さを実感できる新人時代を体験することが望ましい。
☆ペア受け持ちの先輩ナースと毎日少しの時間でも振り返る時間を持つことが経験した実感につながります。