一般社団法人固定チームナーシング研究会
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11月 会長コラム
10月27日に一般社団法人固定チームナーシング研究会全国研究集会を開催しました。
参加者の目標を450名にしておりましたが、結果は452名で達成できました。
各ブロックのブロックリーダーの皆様に声をかけていただき集めることができました。
テーマ:看護・介護を語り合う固定チームナーシング
基調講演を医療法人大誠会内田病院 理事長 田中志子先生にお願いし、テーマは「意思決定を支援する看護・介護の実践」でした。講演内容は先生の体験からの事例もあり高齢者に対して支える姿勢を伝えられたように思いました。大誠会グループとして慢性期医療を中心にしている田中先生の終末期ケアは「エンド・オブ・ライフケア」を「ハッピーエンド」にしていくための「Happy end of life care」という言葉を作りケアを実践してきたと話されていました。
固定チームナーシング全国研究集会第30回の記念講演はワシントン州福祉保健局 高齢者施設監査官 北野敬子先生でした。「ワシントン州における抑制に関する規定と法律:医療施設、長期療養施設における抑制防止状況」のテーマで講演いただきました。20分という短い時間でしたが私たちもそうだよねとうなずける日本もアメリカも変らない視点でした。事例もあり、抑制をする・しないの5W1Hは実際に考えるための再認識もできました。
高齢者に対しての課題の2講演は、いずれも看護・介護スタッフで語り合いながらの受け持ちナースの立案された計画を固定チームが支援しながら実践していきます。
参加された皆さんに何か持って帰っていただけたら幸いです。